「長期優良住宅」とは・・・
長期優良住宅認定制度は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅の建築・維持保全に関する計画を「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づき認定するものです。(国交省・パンフレット参照)
【HP用A4縦】202302【新築戸建(木造軸組)版】長期優良住宅認定制度の技術基準の概要について (mlit.go.jp)
メリット
●補助金制度の利用が可能
(地域型住宅グリーン化事業)
●住宅ローンの金利引き下げ
(フラット35S)
●税の特例措置
(所得税(住宅ローン減税))(登録免許税)(不動産取得税)(固定資産税)
●地震保険料の割引
(割引率:耐震等級3=50% 耐震等級2=30%)
●耐震、省エネ、長寿命な住宅
ここまで記載したように、多くのメリットがある長期優良住宅ですが、
一般的にデメリットと言われる内容が、以下になります。
・別途費用がかかる
・設計や申請が大変
・構造による間取りの制約
ピースホームの家は?
ピースホームは「長期優良住宅」を標準としています。
認定制度がスタートした平成21年(2009年)から基準をクリアし、認定を受け設計・施工を行ってきました。
実は「長期優良住宅」は、大手ハウスメーカーから地域の工務店まで含め全国でみると建てられている新築一戸建て住宅の29.3%(令和5年3月末時点)の認定となっています。(数年前までは25%程度を推移)まだまだ普及しているとは言えない状況です。
理由の一つとして、認定の取得割合を事業者の規模で分けてみたとき、大規模・中規模・小規模事業者のそれぞれの年間供給戸数の中で、大規模事業者(大手ハウスメーカー)は「長期優良住宅」の認定戸数が約90%を占め、年間供給戸数を多く占める小規模事業者(地域の工務店など)は約10%程度と大きく内訳が異なっていることが考えられます。
では、認定を受けていない住宅は良くないのか?
大手ハウスメーカーや設計事務所、建築家、工務店といろいろな規模で家づくりをしているところがあると思いますが、基本的にはコンプライアンスを守り、耐震性、省エネ性に配慮した性能の良い家づくりをしていると思います。建材なども良くなり、あらゆる面で住宅の質は向上しています。
ですが、本当に安全かどうか建築主はどうやって確かめるのでしょうか。何を基準に耐震性があり、省エネ性にも配慮した性能の良い家と判断することが出来るのでしょうか。
だからピースホームは全棟「長期優良住宅」の認定を受けています。
認定を受けるということは、自社が謡っているだけではなく、第三者によって耐震性、省エネ性等に優れた性能の良い家だと認められることです。
実際、ほとんどの方は住んでいても本当に耐震性が確保されているのかは地震が起きないと実感することができないでしょう。省エネ性についても、同じ規模の住宅で性能の違う住宅を住み比べるということは無いと思います。
安心して健康的に、末永く暮らしていける。
そんな住宅を建てる一つの基準として「長期優良住宅」の認定を受けています。