えっ?!再開?

「Blogってありました?」とツッコミをされそうですが・・・
ずいぶん前に、ちょっとだけブログを投稿していた時期がありました。
内容をご記憶の方は、かなりのピースホーム通です(笑)。

今回、再開にチャレンジします。

というのも、完成見学会などにお越しいただくお客様などに、
お話した内容を『もっとブログなんかで書いたあった方がよいのに・・・』
と言われたりすることが多くなったのも一つのきっかけです。

お子様のいらっしゃるご家庭では、やっと夏休みも終わり、通常の生活に戻られたことと思いますが、

再開、第一号の記事はというと

小学6年生の夏休みの宿題についてです。

我が家の奥様の「それはパパに聞いてみるといいよ」という言葉で・・・
こどもがプリント見せにやってきました。

『夏を涼しく過ごすためにした工夫』

『窓を閉めた状態と片側だけ窓開けた状態と2つ窓を開けた状態で体感がどう変わるか?』

といった内容です。

まず、こどもの一言、

『うちって24時間エアコンつけっぱなしだけど・・・窓開けてないし...それっていいことなの・・・・』

これって、高気密高断熱のZEH住宅などを造っているパパとしては

回答するにはなかなか深ーい問題

『まずうちの家は断熱性能が高くて、夏の太陽の熱を防ぐには南面の庇がどうたらこうたら・・・室温も大事だけど湿度も大事で~・・・・』

大人に説明するのも難しいのに、小6にどう説明するか?考えさせられました。

今年のように高温多湿の夏は、エアコンを使わないと快適かつ健康的に過ごすのがなかなか難しいです。

室内が暑くなる一番の原因は、皆さんご存知のように窓からです。

「夏に暑いのが心配で南面の窓をやめて東面の窓にしようと思ってます」というお客様もいらっしゃいます。

実は、太陽は季節によって動きが違います。
中学生の3年生で習うそうなので、皆さんもぼんやり覚えていらっしゃると思います。

壁面としての太陽の可照時間は、

夏至:東面・西面の方が南面より長く
冬至:南面の方が東面・西面より長く

なります!

もちろん、日照による受熱量も東面、西面が大きくなります。
 夏至:水平面>東・西面>南面>北面

西日を気にされるお客様はいらっしゃいますが、午前中の東面の日照による受熱量も同様です。
 東面・西面に大きな窓をとると、夏に暑くなります!南面の庇ないの大きな窓も強烈です。

家の向きと窓の配置とその性能は、季節を通して過ごしやすく暮らすには大変重要な問題です。

『夏を涼しく過ごすためにした工夫』

は、どんな性能の家にお住まいかで、工夫の仕方が大きく変わります。光熱費も大きく変わります・・・

今回は、このあたりで失礼します。